
九州国立博物館開館20周年記念/放送100年/読売新聞創刊150周年
特別展「法然と極楽浄土」
2025/10/07(火) 〜 2025/11/30(日)
09:30 〜 17:00
九州国立博物館
アルトネ編集部 2025/07/25 |
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平安時代末期、「南無阿弥陀仏」ととなえれば、誰もが等しく極楽浄土に往生できると説いた法然。今秋、開館20周年を迎える九州国立博物館で、開宗850年を迎えた浄土宗をテーマにする展覧会が開催されます(10/7開幕)。
7月17日、本展の記者発表会が行われ、その概要や見どころが紹介されました。
昨年、東京国立博物館、京都国立博物館で実施され、九州に巡回する本展。浄土宗宗務総長の川中光教氏は「法然や浄土宗を身近に感じてもらえる展覧会」と定義してくださいます。
最終会場となる九州会場では、国宝6点、重要文化財45点を含む113件を展示、「法然とその時代」「阿弥陀仏の世界」「法然の弟子たちと法脈」「江戸時代の浄土宗」の4章構成で、浄土宗の歴史をたどる内容です。
また、福岡が浄土宗第二祖にして鎮西派の祖となる聖光の出身地であることから、聖光ゆかりの優品も展示されます。
本展を担当する森實久美子研究員は「九州で浄土宗をテーマにした展覧会が行われるのは初めて。ある時代だけを取り上げるのではなく、これだけの浄土教美術の優品を揃え、浄土宗850年の歴史を通覧する大規模な内容」と展覧会の意義と見どころを語られます。
「(展覧会を通して)法然上人の心を少しでも理解していただきたい」と伝えてくださったのは、浄土宗大本山善導寺執事長・光岡素生氏。
繰り返される内乱や災害、疫病が頻発する等の混乱の時代に、救いの光をもたらした法然上人とその教え。数々の名宝をたどることで令和を生きる私たちが、知り、感じられることがありそうです。
九州国立博物館開館20周年記念/放送100年/読売新聞創刊150周年
特別展「法然と極楽浄土」
日時:2025/10/07(火) 〜 2025/11/30(日)
9:30 〜 17:00(毎週金・土曜日は20:00まで夜間開館)
※入館は閉館の30分前まで
会場:九州国立博物館
休館日:毎週月曜日
※ただし10/13・11/3・11/24は開館、10/14・11/4・11/25は休館
料金:一般2,000円(1,800円)、高大生1,200円(1,000円)
※中学生以下無料
※( )内は前売料金
チケットはARTNE TICKETで販売中
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